
AIでX投稿を作る方法|素材メモから下書き・確認まで
書く材料はあるのに、AIに頼むと、自分が言いたいことから少し離れた投稿案になる。そんなときは、元メモと、変えてほしくない内容を一緒に渡し、返ってきた文章を元メモと見比べる方法を試してみてください。
AIへの指示を細かくするだけで、確認が不要になるわけではありません。自分の経験や意見にない内容が加わっていないかを見て、使う文章を選びます。
この記事では、仕事のメモを題材に、AIへの指示、説明用の下書き、修正理由、完成文までをたどります。できあがるのは、自分で内容を確認した投稿の下書きです。サービスへの保存やXへの公開は、この後に行う別の操作です。
材料をまだ選べていない方は、先に投稿のネタを見つける方法を参考に、一つ用意してください。
素材メモから、変えてほしくない内容を取り出す
ここからは、説明用の架空例を使います。実際の利用者の体験談や、特定のAIサービスで得られた出力ではありません。
題材は、仕事を依頼するときのメモを見直した人です。手元には、次のような材料があります。
| 分けるもの | 今回の素材メモ |
|---|---|
| 起きたこと | 自分の作業依頼メモを見返した。目的・締切・確認窓口が、別々の場所に書かれていた。 |
| 自分がしたこと | 依頼前に、この3点を1枚にまとめた。 |
| 自分の考え | 細かな手順を伝える前に、依頼に必要な条件をそろえておきたい。 |
| まだ分からないこと | まとめた後に、確認の往復や作業時間がどう変わったか。 |
「こうした」という事実と、「こう考えた」という意見を分けます。結果がまだ分からないなら、そのことも残してください。この例では、確認の往復が減ったとは言えません。
次に、誰に向けるかと言葉の条件を決めます。今回は「一人で仕事をしていて、外部へ作業を依頼する人」へ、普段の落ち着いた言い方で伝えることにします。「必ずうまくいく」といった断定や、元メモにない体験は加えません。

この分類は、指示を組み立てるためのメモです。特定サービスの画面にある入力項目を示しているわけではありません。
メモと条件を、AIへの指示にまとめる
用意した素材を、次のようにまとめて渡します。これは今回の架空例に合わせた指示文です。
次の素材メモから、X投稿の下書きを1本作ってください。
【事実】
自分の作業依頼メモを見返した。
目的・締切・確認窓口が、別々の場所に書かれていた。
依頼前に、この3点を1枚にまとめた。
【自分の考え】
細かな手順を伝える前に、依頼に必要な条件をそろえておきたい。
【読み手】
一人で仕事をしていて、外部へ作業を依頼する人。
【表現の条件】
自分がしたことと考えたことを、落ち着いた言葉で伝える。
語順や言い回しは整えてよいが、事実や立場は変えない。
元メモにない数値、成果、他人の発言は加えない。
確認の往復や作業時間が変わったかは、まだ分からない。
内容が足りない場合は、事実を補わずに質問してほしい。
下書きの後に、どの素材を使ったかを短く説明してください。
自分の材料へ置き換えるときも、「事実」「自分の考え」「読み手」「表現の条件」を分ければ使えます。公開してよい範囲の材料に絞り、顧客情報や未公開の会話をそのまま入れないようにします。
AIに使用した素材を説明してもらっても、その説明だけで正しさは確定しません。次に、自分の元メモと照合します。
下書きの一文ずつを、元メモと見比べる
確認の練習として、次のような下書きを考えます。元メモにない結果を、あえて含めた説明用の例です。上の指示を実行して得た出力ではありません。
依頼前に目的・締切・確認窓口を1枚にまとめたら、確認の往復が減り、作業がスムーズに進みました。仕事を頼むなら、この3点を先にそろえるのがおすすめです。
読みやすく見えても、元の情報と合っているとは限りません。文章を区切り、どこから来た内容かを確認します。
| 下書きの表現 | 元メモとの関係 | 採否と理由 |
|---|---|---|
| 目的・締切・確認窓口を1枚にまとめた | 3点を1枚にまとめた、と書かれている | 残す。自分がしたこととして説明できる。 |
| 確認の往復が減り、作業がスムーズに進んだ | その結果は元メモにない。変化はまだ分からない | 削る。確かめていない結果を経験談にしない。 |
| 仕事を頼むなら、この3点を先にそろえるのがおすすめ | 本人の考えが、広い相手への推奨に変わっている | 言い直す。「自分はそろえておきたい」という立場へ戻す。 |

この例の確認欄は、次の1本にも使えます。
- 下書きの表現: どの一文・言葉を確認するか。
- 元メモの根拠: 同じ内容がどこにあるか。なければ「なし」とする。
- 判断: 残す、削る、言い直す、確認まで保留する。
- 理由: 事実が一致する、未確認の結果が加わった、本人の意見より断定が強い、など。
出所が分からない主張は、別のAIに「正しいですか」と聞くだけで終えず、元の記録や資料へ戻ります。確認できず、今回の投稿に必要でもないなら削れます。主題に欠かせない情報なら、そこが確認できるまで下書きのままにしておきましょう。
残す表現と直す表現を決め、1本に仕上げる
先ほどの判断をもとに、元メモへ戻って文章を組み直すと、次のようになります。
仕事をお願いする前のメモを見返したら、目的・締切・確認窓口が別々の場所にありました。まず、この3点を1枚にまとめました。細かな手順より先に、依頼に必要な条件をそろえておきたいと思っています。
これも説明用の架空の投稿です。自分の経験としてそのまま使わず、実際の材料に置き換えてください。
完成文では、「別々の場所にあった」というきっかけを戻し、何を変えたのかが分かるようにしました。未確認だった効果の断定は削り、最後は本人の考えとして書いています。
内容が合った後で、普段の自分なら使わない語尾や、長すぎる一文を整えます。たとえば「そろえておきたいと思っています」が自分には長ければ、「先にそろえておきたいです」でも意味は保てます。自然に読める元の表現は、無理に変えなくて構いません。
最後に、下書きの各文を指して「この事実は元メモにある」「ここは自分の意見」と説明できるか確かめます。説明できない箇所が残ったら、そこだけ確認へ戻ります。全部を最初から作り直す必要はありません。
メモからの投稿案づくりを、SebaschaNSで進めたい方へ
手元の素材をAIへ渡し、元メモと見比べて使う文章を選ぶ。この流れを1本試すときは、まず「変えてよい表現」と「加えてはいけない事実」を決めてみてください。
X運用を支援するサービス「SebaschaNS(セバスチャンス)」の公式ヘルプでは、テーマや要点を短いメモから入力し、AIが作った投稿案を確認・編集する流れが案内されています。実際の入口や設定は、AIで投稿案を作り、公開前に確認する方法をご覧ください。
生成された案が表示されたことと、保存・公開できたことは別です。あとから続きを編集したい場合は、下書きの保存と再開についての案内を確認してください。
投稿案づくりの支援が、自分の発信に合いそうかを知りたい方は、公式サイトで機能を確認できます。
